なくせ不当逮捕と公安条例!1月30日『麻生邸リアリティツアー国賠訴訟』傍聴のお願い★

経産省前テントに弾圧の危険性が来てます。そもそも3.11以降の反原発デモでも不当逮捕が繰り返されてきました。僕も08年の『麻生邸リアリティツアー』で不当逮捕され、去年9月も排外主義反対デモで不当逮捕されました。http://www.mynewsjapan.com/reports/1520
この国の警察はおかしい。止めなければ運動は広がらない。そう思う全ての方に、『麻生国賠』の傍聴をお願いします!

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「麻生邸リアリティツアー国家賠償請求訴訟」第10回口頭弁論

期日 2012年1月30日(月)
12時 東京地裁前で昼休みマイクアピール
14時 東京地裁721号法廷にて口頭弁論
公式サイト
麻生邸リアリティツアー事件国家賠償請求訴訟団
http://state-compensation.freeter-union.org/
リアリティツアー救援会ブログ
http://asoudetekoiq.blog8.fc2.com/
2008年の、格差と貧困の責任を問おうとした「麻生邸リアリティツアー」で三人が不当逮捕され、YouTube映像は大きな話題を呼びました。その後私たちは国と東京都の責任を問い、運動の自由を壊す東京都公安条例の廃止を求めて国賠訴訟を始めました!
格差•貧困も、反原発デモにおける警察の不当逮捕も、ますます悪化しています。そこでこの裁判をぜひ応援し、傍聴席を埋めて下さい!
次回以降は大法廷を要求し、不当逮捕した警察と公安を呼び出し、不当逮捕映像を流します!そのために、ぜひ皆さまお願いします。

前回11月28日の原告・園の陳述を掲載します。

麻生邸リアリティツアー国家賠償請求訴訟 原告 園良太 第9回口頭弁論 陳述

私は9月23日の「差別・排外主義にNO!デモ」で再び不当逮捕され、前回9月26日の

口頭弁論に出ることができませんでした。これ自体が大変な権利の侵害です。その経験から、狙い撃ち不当逮捕と公安条例の問題が繰り返されていることを述べます。

まず9月23日のデモはまたしても警察が公安条例を縦にデモに3列規制をかけ、車道側にずらっと並び、参加者の体を内へ内へと押し続けました。それに負けずに車道側へ私が横断幕でアピールを続けていたら、そこに警察がいたというだけで、公務執行妨害をでっち上げてきたのです。公安条例はこうしてまたも悪用され、不当逮捕に使われました。 その際、警察の責任者は私を指さし「検挙!」と叫び、私だけを押し倒して拉致していきました。

私は東京電力前の抗議行動や反原発デモをやり続け、この国賠訴訟を行っているので、それを止めたい警察に狙い撃ちされたのではないかと感じています。なぜなら9月12日に経済産業省前で丸の内警察の公安に何と「お前を逮捕したいんだよ」と言われたり、自分だけ後ろから体当たりされていたからです。そして9月13日には東京地裁前で僕の前にいた公安がいきなり自分で自分の足を絡めて倒れこむ、いわゆる「転び公妨」を行い、あやうく私は不当逮捕される所だったからです。仲間が「撮影しているぞ、でっちあげだとわかるぞ!」と即座に言ってくれたため難を逃れましたが、私は連続で狙い撃ちされ、公安警察の恐るべき手法と本質を見ました。

9月11日の新宿「原発やめろデモ!!!!!」で12人が大弾圧された時も公安条例で一人が不当逮捕され、まるでサウンドデモをつぶすかのようにデモ隊も車も大量の警察に囲まれ、分断され、妨害され続けました。5月7日や8月6日のデモで計7名も不当逮捕された時もそうであり、そのたびに私は救援活動に駆け回りました。今、この法廷にも不当逮捕された仲間がたくさん傍聴に来ています。

こうした問題が2008年の麻生邸ツアーから始まっています。あの時も、「公安条例違反」をでっち上げられる対象とタイミングを公安は探し続けていたことがユーチューブの映像で証明されています。そしてたまたま先頭を歩いていた私がそれに該当すると判断し、公安が私に体をぶつけてきて不当逮捕したのです。警察は今も全く反省していません。しかしそもそもデモは自由です。そして2008年のテーマであった格差と貧困への反対は、アメリカのウォール街の占拠運動に見られるように金融恐慌が巻き起こる世界中で当然になっています。また今年の日本の反原発運動も、今も放射能が拡散し続け生存が脅かされる中ではあまりにも当然のことです。だから被告の東京都・警視庁は狙い撃ち不当逮捕も公安条例もすぐに撤廃すべきです。

裁判官は、私たち原告の訴えを適切に受け止め、不当逮捕の証拠映像も早く法廷で流してください。そして被告の責任を認めてください。よろしくお願いします。