国が沖縄を訴えた!/エジプトから世界へのメッセージ/

>ファックス要請を!エジプトのデモ参加者に拷問の危機
受信トレイ×前代未聞!米軍基地を拒否する沖縄名護市を国が訴えた!http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/20110130
行政不服申し立ては立場の弱い市民が国家から受けた被害に対してやるもので、逆なんてありえない。高江にも提訴して裁判の日に工事強行だし、何でもアリの国を徹底的に批判しよう! チュニジアやエジプトのようにぶちのめそう!★仏「ル・モンド」紙が世界各地のエジプト大使館前などで起きているデモ集会を写真で伝えています。フランス、ギリシャフィンランドチュニジア、ヨルダン、レバノンベネズエラ、日本など!
http://www.lemonde.fr/proche-orient/portfolio/2011/01/30/les-manifestations-au-caire_1472749_3218.html#ens_id=1470465

★「エジプトの一青年から世界への手紙――これは、あなたが本当は何者であるかを試される瞬間です」
http://illcomm.exblog.jp/12789024/
2011年1月27日 木曜日
世界への手紙

 みなさん、今日、私は皆様に、エジプトで本当はいったい何が起きているかを知らせたくて手紙を書いています。1月25日に火が付いたデモは、自分にふさわしい人生を送る権利を求める国内の青年たちによって組織されました。大統領を含む政府はそれを否定し、ムスリム同胞団のような反政府組織が行った行為だと主張しています。でも、いいですか、これはどこかの対立党派の行動ではありません。社会全体の行動です。理由は以下の通りです。
 ホスニー・ムバーラク(今年83歳)は 1981年からエジプト大統領でした。それがいったいどのようなものか、私たちの身になって想像してみてください。ムバーラクは私と私の友人誰もが生まれる何年も前から大統領でした。私が小学生のときも、中学・高校のときも、大学生のときも、結婚したときも息子が生まれたときも、ムバーラクはずっと大統領でした。単にムバーラクだけが「私の人生まるごと」と同じあいだ大統領だっただけではなく、取り巻き連中までみなそうだったのです。アフマド・ファトヒー・スルール(今年79歳)は 1986年から大臣で、1990年からの 21年間ずっと議会の指導者[人民議会(下院)議長]でした。サフワト・エル=シャリーフ[現上院議長]は 1980年代から、他の者たちもみな、私たちが生まれる前から政府の中枢にいて、いまでもその地位にとどまったままです。

 国の状態はどこもかしこも、ほとんどの人にとって悪化の一途をたどっていました。教育、報道、経済などすべてが間違った方向に向かっており、私たちが生まれたとき以来ずっとそうでした。一般のエジプト人がどんな生活をしているかにかかわらず、政府は独占企業がもっと利益を上げられるように「改革」してきました。それと同時に、1981年からずっと「非常事態宣言」が機能していて、必要と見なされれば誰でも、国家安全保障上の理由により裁判抜きで身柄を拘束することが認められてきたのです。さらに、選挙では不正が行われ、そのうえで、なお真実の声を発表するどのような表現形式を認めることさえ拒否しています。大学の学生組合の選挙にまで不正が行われ、骨の髄まで堕落しきっています! ありとあらゆる分野の指導者たち、知事、大学長、工場長さえもが現役か退役した将軍です。社会のあらゆるレベルでの腐敗はいうまでもありません。失業率は、特に若者の間であまりに高く、また貧困が蔓延して国民の半分以上が貧困ライン以下で暮らしています。ほかにもまだ、ここに書き切れないたくさんのことがあります。

 けれど、いまこそチェンジの時です! 私たちは今までずっと警察や治安当局を恐れていました。裁判なしで私たちを拘禁し、拷問しても殺しても問題にならないことを知っていたからです。でも、もうたくさんだ! 私たちは待って、待って、いつかは正されると30年間むなしく待ちました。この前の議会選挙では、かつてない規模の不正が行われ、ムバーラクにさらに一期 ――あと 6年間か、あるいはかれが死ぬまで――大統領の任期を与えるお膳立てがされました。私たちは可能な限り平和的な手段をとろうとしましたが、自由声明に署名することさえ追放の理由とされ、追及されました。私たちに選択の余地はなかった。より良く生きること、子どもたちのためにより良い人生を用意することは、私たちの権利です。

 だまされてはいけません。人々を動かしているのはどこかの野党やイスラーム主義者ではありません。社会全体が、なかでも特に私たち若者が動いているのです。私たちは平和的にデモをしていますが、政府はごろつきや悪党を雇って抗議者のあいだに潜入させ、問題を引き起こさせて、それをわたしたちのせいにしようとしています。政府は容赦なく私たちを叩き、ネットやメディアを検閲し、ほんものの銃弾やゴム弾、催涙ガスで攻撃し、何百という抗議者を拘禁したり多くの人たちを殺傷しています。これは本物の戦いで、しかしほとんど一方的な戦いです。私たちは警官が同胞であることを知っています。ただ「命令に従っているだけ」です。私たちはできる限り、どんな場合においても警官たちを傷つけるのを避けています。

親愛なるアメリカの仲間のみなさん

 あなたがたの政府は30年にわたり、ムバーラク大統領に最大の支援を提供してきました。武器と催涙ガスで国家安全保障体制を支えています。米政府は、私たちの国に毎年 16億ドルに及ぶ資金を与えていて、それは腐敗したエジプト政府の中で主にさまざまな形の賄賂として使われています。あなたがたの「民主的な」祖国はイスラーム主義者を恐れるあまり、我々の政府を支援しています。いいですか、怖いものなどないんです。イスラーム主義者についてのあなたがたの見解は事実に反し、間違いだらけですが、その話はまた後日。私たちのリーダーを選ぶことは私たち自身の権利であるという一点において、あなたがたの支援を望みます。私たちを支援し、上院議員や下院議員にエジプト政府を支援するのをやめるように言ってください。私たちを支援し、自由はパンよりも重要である と世界に伝えてください。私たちを支援し、30年続いている政府を追放するのを手伝ってください。もしもあなたの孫たちが、いまと同じ支配者を目撃するとしたら、あなたがどのように感じるかをぜひ想像してください!


親愛なるヨーロッパの仲間の皆さん

 あなたがたのリーダーはエジプトの状況を気にかけています。ムバーラクが腐敗していることを知っていて、それゆえに心配しています。わたしたちがひどい圧政の下にいることを知っていて、その状態が続くことを望んでいます。あなたがたのリーダーは、ローマ時代から、英国による最後の植民地支配が終わるまでずっと、エジプトを監視していました。けれども、自分たちの国を治め、自由がどれほど貴重であるかを自分たちの子どもに教えるのは、私たちの権利です。リーダーと政府を選ぶことは私たちの権利です。そして私たちを支持するのは、あなたがたの人道的責務です。あなたの国のリーダーに対して、私たちを支援すると言ってください。エジプト大使館に行って、あなたの支持を示してください。私たちの大義について人々に話し、そして、私たちが、自分たちの権利、生まれてこのかたずっと抑圧されてきた自分たちの権利を手に入れようとしているだけであることを知らせてください!


親愛なる世界の皆さんへ、

 これは、あなたが本当は何者であるかを試される瞬間です。あなた自身の真実の瞬間です。あなたの良心はまだ生きていますか。あるいは、あなたは人間性よりも利害関係を重んじますか? あなた自身の尊厳を証明し、私たちが人間性の回復を要求することを手伝ってくれるでしょうか。それとも、戦車が我々を轢(ひ)くのを、脇に立ってただ見ているだけでしょうか? それはあなたが決めることですが、覚えておいてください。それはあなたが一生抱えていくことになる何かであり、いつかあなたはこの件で子供たちと正面から向き合わなければならないかもしれません。

お声が聞こえるのを楽しみにしています。

エジプトの一青年より

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転送・転載歓迎/重複失礼]
エジプトで拘束されたデモ参加者が拷問の危機にさらされています。 エジプト内務相、検事総長あてに大至急ファックスを送ってください。 私も先ほど送ったところです。よろしくお願いします。
なお、ファックスを送る際には、
NTT回線の場合     001010 のあとに マイライン回線の場合  010 のあとに
以下の+以降の番号を押して送れば届くとのことです。
内務相   Fax: +20 22 796 0682
検事総長 Fax: +20 22 577 4716
英文のひな型も号外の中に掲載されています。

□■□ ━━━━━━━━━━━━ 2011.1.30 緊急号外号━━━━
アムネスティ・緊急号外 http://www.amnesty.or.jp
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エジプトのデモ参加者に拷問の危機
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失業問題や汚職、警察の人権侵害などを批判し、1月25日にエジプ トで始まった抗議行動は全土に拡大し、ムバラク政権の退陣を迫 っています。
1月28日時点のアムネスティの国際ニュースで死者の数は少なくとも14名でしたが、その後、一部の報道では死者の数は100名を超え ているとも伝えられ、正確な状況は把握できていません。現在、アムネスティ国際事務局の中東チームは、現地の人権状況をできるかぎり正確に把握する活動を続けています。

□■□ アムネスティ国際ニュース ━━━━━━━━━━━━━

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エジプト:政府は治安部隊を抑制しなければならない
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エジプト全土で抗議行動が続く中、アムネスティ・インターナショナルはエジプト政府に対し、これ以上のデモ参加者の死を防ぐため、治安部隊を抑制すること求める。
◇こちらのニュースリリースの全文は下記サイトでご覧ください。
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=895&mm=1

□■□ 緊急行動(UA) ━━━━━━━━━━━━━━━━━  

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虐待の危機にさらされるエジプトのデモ参加者
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エジプトの内務大臣と検事総長に緊急に以下を要請してください。

※1月31日現在、インターネットはほとんど遮断されているため、ファックスで送信してください。
※UA全文はこちらからご覧下さい。
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=3629&mm=1

■治安部隊を抑制するとともに、「法執行官行動規範」および「法執行官による武力および火器の使用に関する基本原則」にのっとり、過度もしくは不適切な武力を控え、必ずしも必要とされている場合や人命を守る場合を除き、発砲しない旨の明確な指令を出すことを当局に要請する。

■当局に対し、デモに参加する人びとの人権を尊重することを要請する。

■治安部隊がデモに参加した人びとに対して行った、殺害および虐待を調査することを要請する。

■拘束した人びとを釈放するか、もしくは国際的に認知された犯罪容疑で起訴し、公正な手続きに基づいた裁判にかけるよう要請する。

内務省
Habib Ibrahim El Adly Ministry of Interior 25 El Sheikh Rihan Street Bab al-Louk, Cairo, Egypt.
◆Fax: +20 22 796 0682
Email: moi@idsc.gov.eg
書き出し: Dear Minister

検事総長
Abd El-Megeed Mahmoud Dar al-Qadha al-‘Ali Ramses Street, Cairo, Egypt
◆Fax: +20 22 577 4716
書き出し: Dear Counsellor

(アピール例文)
Dear Minister,
I am writing to express my grave concern about human rights violations during continuing nationwide protests in your country.
I respectfully call on you to rein in their forces and issue clear instructions that they should not use excessive or disproportionate force or resort to the use of fire arms unless when strictly necessary and to protect human life, in line with the Code of Conduct for Law Enforcement Officials and the Basic Principles on the Use of Force and Firearms by Law Enforcement Officials.
I also urge you to uphold the human rights of demonstrators and investigate the killings and the abuses by the security forces when policing demonstrations.
The last, but not the least, I would like to call on you to release or charge those detained with an internationally recognizably offence and try them in fair proceedings.
Respectfully yours,

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発 行:社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
連絡先:東京都千代田区神田錦町2-2 共同(新錦町)ビル4階
TEL:03-3518-6777 FAX:03-3518-6778
E-mail:info@amnesty.or.jp (代表アドレス)