4月11日【わらパレ2010】蕨市に排外主義は似合わないパレード!★


呼び掛けた人に敬意を感じます。やっぱりやらないとね。ではではぜひ現地で! 告知の期間が少ないのでどんどんご自分のブログや掲示板へ転載してください!
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(以下転送歓迎)

【わらパレ2010】蕨市に排外主義は似合わないパレード

ともに暮らす在日外国人は私たちの隣人であり、友人です。
私たちは、多文化共生の街蕨市における排外主義を決して許しません。

NO MORE HATECRIME!! 生きることは罪じゃない!!
     蕨市に排外主義は似合わないパレード(わらパレ2010)

【日時】
4月11日(日)15:30集合 16:00出発 (4キロ)
【街宣】
蕨市西口前 18:00〜19:00
【集合場所】
中央公園(JR蕨駅西口から左方面、柳橋公園を越えて右手)
地図は、「ヘイトスピーチに反対する会」の転載記事に上げられています↓
http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-entry-38.html
【生中継】
中継予定は未定です。
【主催】
在特会を許さない市民の会 緊急有志
【共催】
ANTIFA 黒い彗星、西千葉元気っ子俱楽部(にしちばアナーキスト
南埼玉ちきゅうじん会議
ヘイトスピーチに反対する会有志
【その他】
雨天決行
パレードです。BGMとして音楽を流します。リクエスト募集中。
テーマは【愛】【平和と共存】【パレード】【反差別】などです。
 例曲:『青空』ブルーハーツ
    『ラブパレードオレンジレンジ
    『永遠にともにコブクロなど

・行進時はシュプレヒコールではない【です・ます】調での演説を行います(予定変更有)場所によってはシュプレヒ・コールもあります。
・一人につき5分程度の【です・ます】調での演説(囁き)、詩の朗読も可(内容に関して事前にメールや行進直前に主催者に連絡をし、確認をとってください)
・風船,花束,プラカード,拡声器,楽器の持参,コスプレ大歓迎
・差異化を狙っているので服装はなるべく春らしい格好か、明るい格好、原色系を推奨します。
・当日は撮影が入りますので、顔を写されたくない方はマスク等をご持参下さい
 【問合せ】
チェ・ダニエル
danielchoi@hotmail.co.jp

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http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-entry-39.html

★「ヘイトスピーチに反対する会」声明「在特会による蕨市での再度の外国人排斥デモに抗議する」を転載します。
在日特権を許さない市民の会」らが、2010 年4月11日に埼玉県蕨市にて、ふたたび外国人排斥デモをおこなおうとしています。

昨年の同じ4月11日におこなわれた在特会のデモは、許しがたいものでした。
かれらは、ある外国人一家を標的として、その生活圏に100人ほどで日の丸を掲げて押しかけ、小・中学校前で差別的言辞にまみれたシュプレヒコールを挙げました。
外国籍者が実際にはありもしない「特権」を享受しているかのような、そしてかれらがただ日本社会に暮らしていることが犯罪的であるかのような、ありえない印象操作とデマをおこなったのです。
そうやって在特会は、直接かつ間接的に、この国に暮らすすべての外国籍者をおとしめ、「日本から出ていけ」と脅迫しました。
また、多くの非難や抗議が在特会の蕨デモに寄せられましたが、当の在特会は反対者を「日本人への敵対者」「反日左翼」と決めつけ、論理をすり替えるだけでした。

そして今年、在特会はまたもや同じ日に、蕨市で外国人排斥デモをおこなおうとしています。
「一年前のあのコーフンをもう一度!」「血沸き肉踊るデモ行進に皆様ご参加下さい」などの「反日犯罪左翼」に対する幼稚な挑発まで付け足して、悦に入っている始末です。(「在特会」公式サイトにおける4月11日デモの当初呼びかけより。ただしその後書き換えられた。)

在特会らの愚かさ、幼稚さ、そして差別扇動という害悪については、もはやことばもありません。
在特会は外国人排斥デモを即刻中止せよ。

くわえて、この機にわたしたちには言っておくべき二つのことがあります。


1.
去年の在特会蕨デモに対する「外国人排除デモ反対行動」では、2 名の逮捕者が出ましたが、わたしたち「ヘイトスピーチに反対する会」はこの行動をきっかけに結成されたものです。
ゆえに、わたしたちに対する「犯罪」「反日」「極左」といったののしり(ののしりなのでしょう)には、特に弁解も反論もしません(積極的に肯定もしませんが)。


去年の「外国人排除デモ反対行動」について主催者が悔い反省したのは、ただただ次のことです。
逮捕のために行動が貫徹できず、結果として「長期滞在外国人家族を名指しにして一家の追放を叫ぶ「在特会」の破廉恥な声のみが街頭に流れることになってしまった」ということ。
これは「反対する会」もひきつづき共有している反省点です。

そしてこの反省に加えて、去年4月の蕨以降に在特会がおこなったことも省みておきましょう。
8月。かれらは三鷹での「慰安婦」展に押しかけ、会場を一日じゅう包囲し、展示会への参加者に襲いかかってケガまで負わせました。
9月。かれらは秋葉原のデモで、沿道におけるかれらの抗議者をよってたかって袋叩きにしました。
12月。かれらは京都の朝鮮初級学校におしかけ、設備を破壊し、差別発言を大音量で連呼して、こどもたちをおびやかしました。

年が明けて3月、大阪での「慰安婦」問題関連諸団体による「水曜デモ」にかれらは襲いかかり、展示パネルを破壊し、デモ参加者にケガを負わせました(「水曜デモ」襲撃はそれ以前にもおこなわれています)。
まだまだこれだけではありませんが、こうしたことすべてにもかかわらず、警察は在特会を現場で逮捕していません。
日本の警察が、日の丸を掲げた暴力的な排外主義者を、かれらに対立する主張をかかげる運動よりも優遇していることは、動かせない事実です。
この、社会的差別と制度的差別の結びつきを、許しておいていいのでしょうか。

制度レベルにおいて、わずかながら別な動きも起こりつつあります。
3月、京都地裁は、在特会の度重なる朝鮮学校や在日コミュニティへの攻撃を問題視し、在特会朝鮮学校付近で街宣をおこなうことを禁止する仮処分をくだしました。
また国連・人種差別撤廃委員会においても、日本の人権意識の低さを裏付けるものとして、在特会の言動が国際問題化されています。
日本の入管行政全体に対しても、国連人権理事会のブスタマンテ特別報告者が移民問題の調査のために来日し、当事者への聞き取り調査などを進めているようです。(記事リンク)http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032701000195.html


しかしこれらは、ほんのわずかな動きにすぎない。
外国人差別反対の社会的な声をもっと高めていかないかぎり、こうした動きがその先に発展することもないでしょうし、日本における社会的差別と制度的差別の結びつきはびくともしないでしょう。
わたしたちが拒否し反対しなければならないのは、在特会そのものよりも、在特会がこのような愚劣なデモを行うことを許容してしまう日本の制度と社会的風潮なのです。

2.
そして、排外主義に反対する動きが、またひとつ立ち上がりました。
「転載・【わらパレ2010】蕨市に排外主義は似合わないパレード」
わたしたち「反対する会」はこのデモの企画者ではありませんが、メンバー有志でこの動きを支援し、ともに排外主義反対の声を挙げようと思います。
みなさまもぜひこのデモにご参加ください。