12/26映像のコメント欄がひどすぎる/【緊急転載】ガザが死ぬ!/1月15日、大阪で「A君無罪」イベント

http://www.youtube.com/watch?v=CW3WASZCiyQ&feature=player_embedded
僕も叫んでるこの映像のコメント欄がひどすぎる。少し言い返していかないとな。みなさんも良ければご協力お願いします。
そしてどうしてこうなってしまうのか、マジで考えていかないと。去年の文章は http://d.hatena.ne.jp/Ryota1981/20091119  

さて、イスラエル。以下、本当にまずい!
この問題では最近出された去年の報告集「イスラエルを変えるために」がすごい面白いです、僕も何冊か持ってます。
http://www.labornetjp.org/news/2010/1262562381667staff01

“これはまさに今回のガザへの空爆というのは、日本が最初のゲルニカに続いて、中国の重慶に対して行った戦略爆撃――これは受け売りで申し訳ないのですが、その後広島、長崎、そのまさに空から何の痛みもないままに政治的な目的のために爆撃をしていくという。それに対してイスラエル国民のほとんどが不感症になっている。”
“いままで、かつてはイスラエルだけがこういう行動を許されていた訳です。ところが9.11以降、反テロ戦争というのは、このイスラエルの行動様式を、アメリカが全世界に広げていったということなのですね。……明らかに今、それでは立ちいかなくなっている世界が脱アメリカ化を始め、ひょっとしたらアメリカも脱イスラエル化を始めるかもしれない。この逆流が、歯車が、今、明らかに廻り始めています。しかしそれは自動的には廻りきれません。私たちの力でそれを最後まで廻さなければいけません。
(報告集より、臼許陽さん、鵜飼哲さん)
以下転載です。

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表記の件、すでにご存知の方も多いと思いますが、日本国内でのマスコミ報道が極端に少なく、また、その少ない報道が「密輸防止に本当に効果があるのか?」といった調子であり、報道のあり方としても非常に憂慮されます。
転載を歓迎します。よろしくお願いします。

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【ガザ住民虐殺につながるエジプトの壁建設を止めるために】 

イスラエルによるガザ侵攻から一年を迎えた2009年12月、新たなガザ民衆虐殺作戦とも呼ぶべき動きが、今度はエジプトの側から進められていることを知り、私たちは大きな衝撃を受けています。

ガザの地下トンネルにおける密輸の防止と国境の管理権を口実に、エジプトがガザとの境界に遮断壁の建設を開始しました。「在英アラブ人権組織(Arab Organisation for Human Rights in UK)」が2009年12月21日に発表したレポートによれば、その壁は厚さ50センチ、高さ18メートルの鋼鉄の板で出来ており、ガザ地区シナイ半島軍事境界線となっている「フィラデルフィア・ロード(アラビア語の呼称はサラーフ=ッディーン)」に沿って、地下20〜30mの深さまで埋め込まれます。全長10キロに及ぶ計画のうち、5.4キロの区間について、すでに工事が着工されました。同報告によれば、この壁はアメリカ製であり、建設工事は米軍とフランス軍将兵の完全な監視のもとで進められているとのことです。

この壁が完成すれば、これまでトンネルを経由した物資の搬入により、かろうじて生き延びてきたガザの人びとの状況は、絶望的なものとなります。ガザではこの壁の建設に対する連日の抗議デモの一方で、人びとがなけなしの現金をかき集め、今のうちに何とか生活必要物資を手に入れておこうとする動きがあることが報じられています(12月23日付「アル=ジャジーラ」)。

ハマースのスポークスマンは、この壁の建設がガザを壊滅的な状態に陥れるだろうと述べています。他方、あるイスラエル軍将校は、この壁が完成すれば武器密輸を飛躍的に制限するだろうとの見通しを示した上で「この壁はハマースを狂気に陥れるだろう」と述べました(1月4日付「アッ=シャルク・ル=アウサト」紙)。パレスチナ人をとことんまで追いつめ絶望的な抵抗を強いた揚句、先鋭化した一部の抵抗のありようを口実にガザ全体の破壊に乗り出したイスラエルが、再びそうした機会を待っているかのような口ぶりではないでしょうか。

すでにアラブ系の人権組織やイスラーム団体などからこの壁建設に対する抗議の声明が出され、各国のエジプト大使館前で抗議や請願の運動も始まっています。イスラエルによる占領に反対し、パレスチナに正義と公正を求める立場から活動を続けてきた私たち「ミーダーン<パレスチナ・対話のための広場>」は、駐日エジプト大使に対する以下の要請書の送付を準備しています。

このメールを受け取られた皆さんもこの問題に関心をもち、周りの人に広めて下さい。
私たちはこの問題に関し、新たな情報や行動提起などを、今後も発信してゆく予定です。

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駐日エジプト大使
ワリード・マフムード・アブドゥンナーセル様

私たち日本の市民は、このたびのエジプトによるガザ境界上での遮断壁建設のニュースにたいへん驚き、衝撃を受けています。この壁が完成すれば、二年半の完全封鎖のあいだ、地下トンネルによる物資の搬入によってかろうじて生き延びてきたガザ住民の生活が、決定的に危機的な状況に陥ることは明らかです。

壁の建設について当初否定していた貴国政府はついにそれを認め、それが国民に対する安全保障上の義務行使であり、トンネルを通じた麻薬や武器の密輸を防ぐ目的をもっていると述べています。しかしそのために貴国政府は、150万人のガザ住民を絶滅の危機にさらすことが正当であるというのでしょうか? しかも、貴国が口実にしている地下トンネルは、ハマース政権の誕生後、貴国がガザとの境界を封鎖するという不法行為を続けてきた結果として、ガザ住民にとってはほかに選択の余地がないなかで生まれた手段でした。

確かに国際法は、国境の内側にある領土に対していかなる改変を行なっても、それは主権国家の権利であるとしています。しかしそれは、隣接する国家や地域に対する不法行為の行使が伴ってはならないという条件においてです。イスラエルに占領され、南と東をイスラエルに囲まれ、北側は地中海に面しているという地理的条件にあるガザにとって、唯一の出口である貴国との境界に鋼鉄の遮断壁を埋め込まれることが不法行為でなくて何でしょうか。仮にトンネルの問題を抜きにしても、長年の占領に苦しめられ、一年前のイスラエルによる侵攻によって荒廃した生活を送るガザ住民を、政治的にも精神的にも完全に追い込んでしまう犯罪行為です。すでにガザ住民が壁建設に抗議し、即時中止を求めるデモを連日行っていることは、ご存じのとおりです。

貴国はこれまでにもガザを封鎖し、ガザ住民の生活を困難の極みに陥らせることにおいて、イスラエルと共犯関係にありました。それでもこれまで国際社会の非難がさほど貴国に向かわなかったのは、占領を行なっているのはイスラエルであり、イスラエルの占領こそが貴国の誤った政策を導いていると考えたからです。しかし、貴国が壁建設を継続し、イスラエルとともに新たなガザ住民虐殺に手を貸すのなら、貴国はイスラエルと同じ罪を犯すことになります。

私たちは強く訴えます。エジプト政府は、ガザとの境界上での遮断壁の工事をただちに中止して下さい。そしてガザにおけるハマース政権誕生以来続けているガザの封鎖を一日でも早く解き、ガザ住民がエジプト国内と自由に往来ができるようにして下さい。イスラエルによるパレスチナ占領に加担しないでください。

2010年1月5日 ミーダーン<パレスチナ・対話のための広場>
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◎ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉
[郵便物送付先]
〒162-0823 東京都新宿区神楽河岸1 - 1
東京ボランティア・市民活動センター メールボックスNo.114
[メールアドレス]midan.filastine@gmail.com
[URL]http://midan.exblog.jp/
[郵便振替口座]00160-9-353912(口座名義:ミーダーン)


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そして、ついに始まります! 今までの経緯は、
・「生活保護申請を記録して逮捕って何だよ!?」抗議集会開かれる
さとうしゅういち2009/12/25 http://www.news.janjan.jp/living/0912/0912244747/1.php
大阪府柏原市福祉事務所の水際作戦に対して、窓口で様子をビデオ撮影したAさんが、逆ギレした福祉事務所に訴えられ、逮捕・起訴された事件。
・水際作戦の福祉事務所「逆切れ」、生活保護申請者不当逮捕 http://www.news.janjan.jp/living/0911/0911283759/1.php
この不当逮捕に抗議して、「生活保護申請を記録して逮捕って何だよ!?生存権を求めたA君は無罪だ」が12月23日、東京都新宿区の大久保地域センターでありました。
以下の海形マサシ記者の報告もどうぞ。
なぜ生活保護申請に同行者が必要なのか? http://www.news.janjan.jp/living/0912/0912244745/1.php

【転送歓迎】
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生活保護申請ビデオカメラ弾圧事件
A君無罪!釈放要求緊急集会
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囚われの身として3ヶ月目、A君は即時釈放をされなければなりません。こんな弾圧で有罪の判例を出させる訳にもいきません。1月15日、いよいよ裁判が始まります。この日は情宣、傍聴行動、集会を予定しています。参加できる所だけ
でも是非ご一緒下さい。お願いします!

●日時:1月15日(金)18時開場 18時30分開始
●場所:エル・おおさか 6階 大会議室 ●参加費:無料

●発言者:
木原万樹子(国選弁護人、ホームレス法的支援者交流会共同代表)
加藤亮子(NPO法人釜ヶ崎医療連絡会議、福祉事務所勤務)
櫻田和也(remo [NPO法人記録と表現とメディアのための組織])

●連帯アピール:
釜ヶ崎日雇労働組合
NPO法人 釜ヶ崎医療連絡会議 など

◆情 宣 :
11時30分 南海電鉄堺東駅西口(コンビニ前)に集合
12時〜13時 公判のある大阪地方裁判所支部の前で情宣
◆傍聴行動:
14時10分〜50分 第一回公判

大阪市柏原市生活保護を受給していたユニオンぼちぼち組合員A君が、10月27日に職務強要罪で逮捕されました。(事件についての経緯は「ユニオンぼちぼちのブログ」12月19日、12月11日を参照下さい。)容疑は2ヵ月半前の生活保護申請時において「脅迫」を用い申請書の受理及び保護決定を強要したというものです。

A君は各福祉事務所で横行している水際作戦に対抗し、申請の証拠を残すためにビデオカメラを構え、「公務員でしょ。申請させてください。ちゃんと対応してください」「生存権を保障してください」「ユニオンチューブ(労働組合の動画サイト)っていうのがあるんですよ」という発言をしただけで、暴言を吐いたり机を叩いたりした訳ではありません。もちろん柏原市福祉事務所も認めているように生活保護を不正受給した訳でもありません。

それなのにA君は告訴され起訴され勾留され続け、保釈請求も却下され続けています。逮捕の2日後に組合事務所も家宅捜索されました。こんなメチャクチャ許せません!A君は無罪!国家ぐるみの不安定労働者イジメ弾劾!直ちに釈放しろ!という声を力を合わせて対置していこうではありませんか!緊急集会に万障を繰越しご参加を!

●エル・おおさか最寄駅:
・京阪.地下鉄谷町線天満橋駅」より西へ300m
・京阪.地下鉄堺筋線「北浜駅」より東へ500m
・地下鉄御堂筋線淀屋橋駅」より東へ1,200m
JR東西線大阪天満宮駅」より南へ850m

主催:関西非正規等労働組合ユニオンぼちぼち
連絡先:hogohiwoagero(at)yahoo.co.jp 当日連絡先:090-7963-5788