本、発売!/今週末行くイベント

フリーター労組の生存ハンドブック』、発売されました。ぜひ読んでくださいね。
ジャンジャンのプレゼント:http://www.book.janjan.jp/0907/0907200438/1.php
雨宮さんの紹介:http://www.magazine9.jp/karin/090722/

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以下の7月25日のメディアールTV実験放送に出演します。名前の出てる米田さんが自分と近い世代の生き方を知りたいと始まった。企業就職以外の社会活動に道を見出す人は増えているけど、それは同時に不安定。その狭間で感じることや、実際にオルタナティブな生き方を仕事につなげるためのやり方、普段違う活動をしている人のつながりを作り広げる機会になりそうだ。ネットでもぜひ聞いてください。

第1回 MediR?TV 実験放送

■ トークイベント×ネット生放送 ■
もうひとつの生き方ってアリ?−20代「アクティビスト」の本音

日時: 2009年7月25日(土)20:00〜21:00
場所: メディアール(東京・高田馬場http://medir.jp/aboutus
インターネット放送サイト Stickam(スティッカム)
URL: http://www.stickam.jp/profile/medir

いわゆるフツーの企業には就職せず、それぞれの社会的な問題意識を持って独自のライフスタイルを選んだ若者たち。彼/彼女らはなぜその生き方を選択したのだろうか。
それぞれどんな視点で社会を見てる?
今の暮らしや将来をどんなふうに考えてる?
どんな社会をつくっていきたい? …こんな話を通じて、この社会で「フツー」と違う生き方もアリじゃない?という提案をしてみたい。そしてこうした生き方を、誰でも選べるような社会像をみんなで探ってみよう!

トークゲスト(全員20代)
・百瀬圭吾さん  てのひら〜人身売買に立ち向かう会〜
・新井ちひろさん 映像制作者。「そして、どう生きる」等作品多数
・園良太さん   憲法カフェ、フリーター労組
進行
・米田麻衣さん  市民メディアセンターMediR、恵泉女学園大学平和学専攻

★☆★このトークイベントには、会場だけでなくインターネット放送画面上のチャットでも参加できます!★☆★

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国際公開シンポジウム
反グローバリゼーション運動の可能性:資本主義の終わりのために」

金融危機以降、次第に明らかになってきたグローバルな資本主義の破綻は、世界各国で深刻な社会不安や対立を生み出してきました。しかしこうした危機の認識は、資本主義への対抗を模索する人々の間に、世界的な連帯の必要性と可能性の新しい自覚をも育てています。現在、世界中で展開されている様々な反グローバリゼーション運動は、新しい人と人とのつながりのかたちを生み出しながら、ひとつの大きなうねりとなって、現存する社会秩序に大きな変化をもたらそうとしています。

わたしたちの共同研究プロジェクト「『帝国』の遺産と東アジア共同体」では、これまで、「帝国」をキーワードに、国際的な支配秩序の形成と展開を、それへの対抗運動の分析とともに、とりわけ東アジアという空間に定位しながら検討することを試みてきました。本シンポジウムでは、アナーキズム人類学者のデヴィッド・グレーバーさん、「研究空間スユ+ノモ」の李珍景さん、『現代思想』編集長の池上善彦さんをむかえて、資本主義に対抗し、オルタナティブを創出してきた世界各地の運動実践と、その意義について討論をおこないます。

デヴィッド・グレーバーさんは、2000年に北米のDirect Action Networkに参加し、以後、反グローバリゼーション運動のエスノグラフィーを記述し、その理論化を行ったことで、世界的な注目を集めています。近年では、日本でも『アナーキスト人類学のための断章』(高祖岩三郎訳、2006年、以文社)、や『資本主義後の世界のために』(高祖岩三郎訳・構成、2009年、以文社)が翻訳されてい
ます。

李珍景さんは、80年代後半の民主化闘争の時代に学生運動の理論的リーダーとして活躍し、現在は研究空間「スユ+ノモ」の代表的メンバーとして、グローバル資本主義の外部へと向かう生と思考を探求されています。研究者たちのコミューンとしてつくられた「スユ+ノモ」の実践は、昨年出版された『歩きながら問う』(金友子編、インパクト出版会)などで紹介され、近年日本でも注目を集めています。

池上善彦さんは、『現代思想』の編集長として、グローバル資本主義の問題や、それに抗する運動実践について、誌上で先駆的に取り上げてきました。また、近年では50年代の東京南部のサークル運動の研究に取り組むなど、「民衆」の民主主義の実践について思考してきた研究者でもあります。

多くのみなさまの参加をお待ちしております。

日時:2009年7月25日(土) 14時〜17時30分
場所:早稲田大学 早稲田キャンパス10号館 109教室(大隈銅像後方)
http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

基調講演:デヴィッド・グレーバー(ロンドン大学ゴールドスミス校准教授)
対論者:李珍景(スユ+ノモ研究員)
    池上善彦(『現代思想』編集長)

参加無料/日本語通訳有

主催:早稲田大学 梅森直之研究室 グレーバー来日シンポジウム実行委員会
連絡先:graeber2009symp@hotmail.co.jp
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