東電前抗議への参加や責任追及を迷う/見送るすべてのひとへ呼びかけます、「今こそ抗議が必要な理由」


3月20日の東電前抗議、ユーストリーム中継映像です。その1:http://www.ustream.tv/recorded/13441127
その2:http://www.ustream.tv/recorded/13444455

そして21日、22日も13時からやります、告知文は以下に!

どうして東京電力と日本政府の責任を追及するのか。原発はおかしい、政府と東電は良くないと思う人でも、「今はまだやめた方が良い」と思う人も多いでしょう。しかしそれは絶対に間違っているし、この閉じた島国でしか通用しないことだと思います。
自分が行動を呼びかけた動機を書きました。この東電前抗議は色んな動機や考えの人が参加できる場ですから、どんどん来て下さい。その中で、ぼく自身はこう考えています。
それは、端的に言って【今の日本は政府も東電もメディアも人々も、アジア太平洋戦争に突入した時と同じことをしている】からです。
あの最悪の戦争を起こした体質がこの国は66年経っても全く変わっていないことが実証され、最悪の事態が進んでいると思うからです。今それを変えなければ二度と変わらないし、被災者と被爆者に顔向けができないと思うからです。


1:事故や戦争の責任者が反省・謝罪をする前に「国民一丸となること」を呼びかける。

原発事故の最大の責任者は、原発を推進し、反対の声も全く聞き入れなかった東電と日本政府。彼らが自分の責任をあいまいにしたまま「危機に対してみんなで立ち向かおう」とマスコミを利用して呼びかける。これは自らの失敗と責任を隠すためのとんでもない悪宣伝です。かつての戦争で戦犯の政治家などが人々に「一億総ざんげ」を呼びかけたことと同じです。そして責任追及をされたくない、原発利権を手放したくないからこそ、「作業は成功しました」「もう大丈夫です」「放射能は微量です、落ち着いて下さい」と今さら誰も信じられない上から目線の宣伝をたれ流し、同僚が放射能を大量に浴びてしまい苦悶する消防員や作業員を会見席に引っ張り出して「頑張りました!」と言わせる。これもかつての戦争で最後近くまで「連戦連勝」とウソをつき、沖縄戦や原爆投下で数え切れない人が殺されるまで戦争を終わらせようとしなかった指導部と同じです。そして日本には「国民」以外の外国人もたくさんいて、彼らを排除や差別することにもなりかねない(これも関東大震災や大戦時に起きたことでした)。だまされちゃいけない。


2:震災や戦争を利用して「節約」と「軍事化」を呼びかける。

これも大事故の責任者が自らの責任を放棄したまま一方的に呼びかけています。根拠があいまいな「輪番停電」や「節電」の呼びかけは、かつての戦争で「ぜいたくは敵だ」「欲しがりません勝つまでは」というスローガンを普及させ、国家が私たちの生活や意識を統制したことと同じです。電力は家庭や一人ひとりの生活よりも、大企業の経済活動や繁華街のイルミネーションの方が大きく消費しています。日本政府も東電もそれを止めたくないからこそ、私たちの「心がけの問題」にすり替えています。日本の人々は権力者や大ききな構造を問題視するよりも「自分の心がけの問題」や「精神論」の方を受け入れやすい。そしていま震災を機に自衛隊や米軍の存在がどんどん社会とメディアの中に進出していますが、それも軍隊が社会の主導権を握るというかつての戦争と同じ動きです。そうではなく、権力者は私たちを抑圧するし、それを乗り越えようとする私たちの行動こそがこの社会をつくります。


3:原発作業員を英雄視する/特攻隊員を英雄視する

政府や東電は、福島原発放射能拡散を止める作業員を「誇りに思う」「職務を全うした」と言います。私たちの中にもそうした見方が広がっています。何度でも言いますが、確実に命を縮める作業をさせたのは彼ら政府や東電のトップであり、その人間が責任を取る前にそうした発言をするのは倫理が腐敗しています。その上で、人は誰でも幸せに自由に生きることを望んでおり、命令された死を望む人はいません。福島原発内の作業員は9割が東京電力の社員ですらなく、下請けの労働者です。参考:「命の値段」に「祈る」前に行動しよう。http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-March/008086.html
「誇り」でも「全うすべき職務」でもなく、生活のために命令を拒否できない立場にされているから一番危険な作業をしているのです。政府と東電と無関心な人たちに「させられている」のです。これはかつての戦争で特攻隊員を死に向かわせたシステムと同じであり、現代人が彼らを英雄視することも共通しています。「死を美化すること」は現実直視を避けることです。そして彼らに死を押し付けている私たちの「後ろめたさ」を自分でごまかすためのものです。自分がやりたくないことを他人に押し付けるのはやめよう、死の労働と死の被爆を生み出す原発システムを変えよう。


4:問題の根本を指摘する人に自粛を求める/「非国民」扱いする

「あまりの被災の大きさを考えると、今は政府批判より支援や協力をしよう」という意見があります。気持ちはわかります。しかし原発事故は戦争と同じ「人災」です。それを引き起こした責任者=加害者と、その被害者がいます。その追及をやめるのは、「いざ戦争になってしまったら、政府批判より国民が一つになろう」というかつての戦争で異論を全て封じ込めた「挙国一致体制」と同じです。「事態が落ち着いてきたら責任を追及し、政策を変えさせよう」という声もあります。しかしそれまで政府への怒りと関心が持続しているなら、この国は今までの事故や社会問題でとっくに変わっています。落ち着く頃には必ず政府と東電の「もう放射能は大丈夫、これからはもっと安全な原発を!」という大量のメッセージがマスコミからすでに垂れ流されているでしょう。日常の忙しさに追われる私たちは、それに抗うエネルギーが今より少なくなっているでしょう。
こうして日本社会は異論を排除し「非国民」扱いするし、現状を変えたいと思う人も行動を自粛してしまいます。しかしかつての戦争後は、異論を唱えなかったことを後悔する人もたくさんいました。1980年代、何万人もの人が日本の反原発デモに出ても原発は減らなかった。でも今かつてないど私たちは被爆の恐怖にさらされ、関心が高まっています。だからこそ「挙国一致」を繰り返すさず、今からたくさんの異論を出していこう!


5:他者への暴力。地方とアジアに原発を押し付ける/アジアを侵略する。

原発は常に東北や日本海側といった地方都市に作られています。その電力を一番使っているのは原発のない東京です。つまり東京がその豊かな生活と企業活動を維持するために地方に原発を押し付けています。そして日本政府や原発関連企業は原発での金もうけを続けるために、「日本の原発は世界一安全、地震にも耐えられる」と大ウソをつきながら、ベトナムやインドなどアジア各国に売りつけようとしています。きっとそれらの国でも反対する地元住民を無視して工事を強行するでしょう。つまり全て東京に本部を持つ人々が「日本政府→東電や大企業→マスメディア→東京人」というゆるい上下関係と共犯関係の中で、見えにくい場所に原発を押し付けている(これは米軍基地や産業廃棄物の処理施設も全く同じ)。これはかつての戦争で中国、朝鮮、アジア各国を侵略・植民地支配し、今もなおその責任をきちんと取っていないことと同じです。地方や他国に暴力を押しつけるな、原発はどこにもいらない。


6:現代特有の問題――「情報被爆

日本政府と東電の責任を追及せず、自分たちの責任を見つめず、「作業員頑張れ」とエールを送ってしまう。こんなに残酷で無責任なことは無いのに、どうしてそうなってしまうのか。それはテレビやインターネットが間接的なものであり、それのみから現実や他者を知ろうとするとどうしても底の浅い理解になってしまうからです。
現代のテレビやtwitterは情報のスピードが速く、次々と緊急速報や不安情報が飛び込みます。私たちはそれを追うだけで精一杯になり、いつからか見たくない情報を見なくなります。だからこそ作業員や被爆者の痛みに対して「書き込み」をするだけで、それ以上の「行動」をすることができなくなってしまい、最終的にひたすら無関心になる。そして自分自身の不安・不満や現実を変えられる力が自分にあるということも抑え込んでしまう。
だからこそ、フリーター全般労組は声明でこう書きました。ぼくはこれに触発されました。

http://d.hatena.ne.jp/spiders_nest/20110317
>直接の被害を受けずにいるすべての人々に私たちは呼びかける。圧倒的な津波や火災のスペクタクル、圧力容器内の水位を伝える字幕の数々、御用学者の言う「直ちに健康被害はないレベルです」というコメント、これらの無限ループ映像に曝される日々から抜け出そう。この「情報被曝」は私たちに「祈るしかない」という無力感を作り出し、今回の事態に責任を負うべき者や制度をあいまいにする政府・電力会社の言いわけへの同意を作り出している。いっときも早く、この「情報被曝」による被災から回復し、責任者を名指し追求することが必要であると私たちは考える。


さあ、また今日から一緒に動いていきたいです。


★☆★☆(転送・転載大歓迎)☆★☆★

◎3/20、21、22、東京電力&日本政府本部への抗議行動の呼びかけ!

日時:3月20日(日)、21日(月)、22日(火)、毎日13時スタート〜17時くらいまで
(雨天の日や途中で雨が降り出した時は中止します)
場所:東京電力本社前に集合。東京都千代田区内幸町1-1-3
(地下鉄三田線内幸町駅A5出口。新橋駅や日比谷駅からも近いです)
地図:http://www.tepco.co.jp/corporateinfo/company/annai/gaiyou/index-j.html
呼びかけ:園良太(フリーター。http://d.hatena.ne.jp/Ryota1981/ walking0624@gmail.com
★チラシ、要求書、プラカード、楽器など何でも持ってきて下さい!反原発の音楽も流す予定。長丁場になるので、折りたたみイスなどある方ぜひ持ってきて下さい★
※テレビや新聞記者に知人がいる方は、ぜひこの行動を知らせて下さい。メディアは東電本社内にたくさんいます、降りてきて取材を!

3月11日の東日本大震災の発生いらい、福島原発の事故に関する
数え切れない問題が明らかになっています。
もうガマンしたくない、ぼくは仲間とともに18日に抗議行動をして、たくさんの人が色んな抗議やアピールをしました。
ユーストリーム映像(たまたま東電内から降りてきてくれた市民記者さんが撮影):http://www.ustream.tv/recorded/13393138
twitterに集まった反応:http://twitter.com/#!/search?q=%23iwakamiyasumi6

みなさんのあいだにも、日本政府や東京電力に言いたい事がたくさんたまっている筈です。

「日本政府と東京電力は責任を取れ!」
「もう原発はいらない!」
地震が怖い、今すぐ原発を停止して!」
原発に代わる自然エネルギーを!」
「もっと原発事故や被爆地・被災地の情報を公開して!」
原発作業員を見殺しにはしたくない!」

みなさんの思いを、ぜひ東電と、その中に本部を置く日本政府にぶつけましょう。いま動かなければ絶対に変わらない。難しいことが分からなくても、今の状況をおかしいと思うだけで十分! 変えられるのは私たちの行動だから!

ちなみにぼくは「フリーター全般労働組合」が出した声明の内容と、
日本政府や東京電力への要求に共感しました。
これも東京電力本社前で抗議アピールしたいと思います。
テレビやネットにくぎ付けになる「情報被爆」から抜け出したいと思います。

★「誰も殺すな 福島原発事故に関する声明」より、
http://d.hatena.ne.jp/spiders_nest/20110317
・日本政府と全電力会社はすべての原子力発電所を直ちに停止せよ。
・人の生命を貪るビジネスから撤退しろ。
東京電力はすべての原子力被災者に補償せよ。
・被曝したすべての人々に今後の全健康被害を回復するまでの医療費と生活費を補償せよ。
原発事故のために閉鎖や休業を余儀なくされたすべての事業者の売り上げを補填せよ。
・失業や休業、賃金カットに追い込まれた人々の損害を補償せよ。

20日、21日、26日は「たんぽぽ舎」の連続集会もあります。こちらも時間を調整してぜひ。
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=550
ユースト生中継もされています: http://www.ustream.tv/channel/tanpoponews

ここからは、3月18日・20日の東電前抗議アクションの参加者の思いです。ぜひ来てください。

★3月18日

立川の岩下です
昨日夕刻、ど真ん中デモやフリーター労組の人々が呼び掛けた東電本社前の抗議行動に参加しました。東電本社と言うより、政府と東電の「統合対策本部」前、と言ったほうがいいかもしれません。向かい側で警察に阻止されましたが、約1時間半のマイクでの抗議とビラまきを行いました。(ustream 参照)
http://www.ustream.tv/recorded/13393138
今日の正午前、立川駅頭で立川自衛隊監視テント村で、マイク宣伝とビラまきを行いました。1時間で500枚程度のビラがはけたのですが、それより議論を吹っ掛けたり質問してくる人との対話に大わらわでした。ビラの内容や「対話」の内容は別途、余裕が出たら紹介することができるかもしれません。
ここで訴えたいことは・・・
「PCやTVを捨てて、街に出よう」「デマ宣伝に踊らされない勢力を露出させよう」「人々と討論の輪を作ろう」・・・ということです。
●「統合対策本部」があり、今回の事故に第一の責任を持つ東電へ!
原発周辺で「必死」になって働く労働者に、250シーベルトの被ばくを強いるように基準を変えた厚生労働省へ!
●各地でまだ運転を続けている原発へ!
●特に街頭へ! たった今、街ゆく人々と共に「政府・東電糾弾」
「原子炉廃炉」「広域避難で人命を守れ」と声を合わせねばなりません

地震があってからの八日間、本当につらく、重苦しい毎日でした。大手メディアとソーシャルメディア、・・どちらを見てももどかしくて。

私は「反原発」をテーマに、大学時代の後輩たちと、東海村jCOの臨界事故、東海地震震源地の真上に立つ浜岡原発に反対するささやかな運動をしてきました。つたないながらも、地震大国日本で原発事故が起きたらどうなるか・・という学習会などもしてきただけに、今回の事態は、まさに「予期していた最悪の事態になってしまった・・」と、悪夢を見るような一週間だったのです。

何人かの友人と連絡を取り合うと、似たような感想が返ってきて、「一人でニュースを観続けていると窒息しそう」「テレビやネットを観るのは、一日一時間に区切るようにしている」という人が、結構いました。一対一で、情報(どんなに正しいものでも)と向き合い続けるのはものすごいシンドイことで、出口が見つからない気持ちになってしまうのは私だけじゃなかったんだと実感しています。

でも、この数日の間に、少しずつ元気になってきました。まずは、園さんも感想を寄せていらっしゃいましたが、レイバーTVの特番がその契機になりました。その後のタンポポ舎の学習会のアーカイブ。それから、園さんの東電抗議行動によせた思いをツイッターで観て、目が覚めた気がしました。

{直接の被災者、被爆地でない東京に必要なのは、テレビやネットの追いかけじゃない。ましてや原発作業員への応援や祈りじゃ絶対にない。}
・・結局、私たちはこの情報化社会の中で、「情報被災者」になってはいけないんだってコトを実感しましたよ!
たしかに、真実を歪曲しないで伝えようとする、誠実なものもある。だけど、そこから得た情報で放射能汚染の危機感ばかりを受け止めちゃって「不用意に外出すべきじゃないよ〜」と煽ってたら、身動きとれないですよね。

そして{八十年代、あれだけ盛り上がっても変わらないのがクソ日本。今やらなきゃ二度と変わらない}
・・・1986年、原発反対の二万人デモ、みたいなのが東京でありました。すごく盛り上がった!でも、それを上回る運動が継続されなかったのは、チェルノブイリ対岸の火事だった、ということなんでしょうネ。今だって、関西、九州の人たちにとっては「対岸の火事」なのかもしれない。(ドイツから出張で帰っていた友人が、関空ではまったく地震原発の深刻さなんてわからなかったといってました)その意味で、今はじめて、首都圏に住む私たちは「当事者」になったのだ・・と思うのです。

メディアの情報の洪水の中で、私たちは不断に「当事者性」を失っていく危険性があると思います。「同情」や「共感」は出来ても。まさか、阪神大震災チェルノブイリをみて、よもや同じような運命を自分が背負うことになるとは、思っていないから。でも、たしかにそこには風雨に打ち勝った人々の思いや教訓があって、それらを今、当事者になった自分たち(といっても、直接の被災者ではなく、被爆の可能性があるというだけですが・・・)がどう生かすのか、あるいはどう生きてくのか、試されてるんだと思います。

「逃げたり隠れたりするのでなく、今やれることをやるんだ」ということを、松原さんが言われたそうですね。本当に、そこにしか希望はないと思う。やれることは、人によってさまざまだと思います。「職業的に」というだけでなしに、自分のやれることを手繰っていけたらいいと。今、誰もが、日常生活を振り返っていると思います。一日三時間限定の停電にせよ、さまざまなことを意識させられる、いい機会になってますよね。

停電くらいなら全然ワルイことじゃない。でも、制御不能放射能を暴走させたことは、愚かの一言に尽きます。いいことなんて一つもない!!
だけど、そんな中でも私たちは、後悔しないでやれることをやっていければ、それでヨシとしようと。思うしかないし、それが「腹を決める」ってコトだと思う。そのためには、必要以上に恐れることなく、できるだけ外に出て、これ以上の悲劇を生まないための働きかけをすることが大いに含まれてるんだなあと。だから、これ以上の原発立地、原発に依存した国家を変えていくために、まだまだやらなくちゃいけないことがある!と、マジで思いました。
メディアは、「目をそらしてはならない真実」を伝えることのみが、役割ではないと思います。真実の伝え方こそが大切であり、ちっぽけでもいいから自分のなすべきことが見つかる契機(=希望)を与えてくれるものであってほしい。チェルノブイリ級の災害を起こしたい絶望的な今だからこそ、それを願うし、また、オルタナティブメディアが飛躍するチャンスなのではないでしょうか。

先日のレイバーTVが救いになったのは、個々人が受け止められるような問いかけを発していたからだと思います。それから、「あの人が頑張ってるんだから、自分も頑張ろう」と思えるものがあったから。人って、共感、連帯できるものがあれば、いくらでも元気になれる気がするので。

「猫、デモる」

実はおととい東京電力本社前に於けるデモに参加

初デモ。
いや、アジテーションならば
労働争議

「己には才能がある!」

と、へんな自信を持ってしまった訳なのだが…(^^ゞ

猫、アジる。

も、やってみたw

自分自身が納得行くまで調べてみたが2011年3月20日AM04:12時点の東京では屋外に出ても健康被害は無いとの事

僕個人として今回の福島原発での情報開示の遅れ

また、避難指示の遅れは東京電力経営陣に責任があると思う

また、正確な情報開示が無かった為に本来避難すべき人達が避難をせずこの先になって被害が出てくる可能性は大いにある

敢えて、事故以前の話をしないでおく

が、事故以降の事だけで考えたとしてもこれを黙って見過ごす性分では無い事は皆の方がよくわかっているような気がする…w

てな訳で
デモ再び、またたび

@ryota1981: ★大拡散願い★3月20・21・22日の13時〜東京電力前で東電&政府本部に抗議行動の呼びかけ!http://bit.ly/dNaT4J いま責任者と原発にNO!と言う事が未来を変える世界中の民主主義の基本。街に出よう、思いをぜひ。前回の映像http://bit.ly/fFCNh6

20日は墓参りなので行けないのだが、21日は参加する予定

22日は会社に出勤するのだが、
会社側が何を言い出すかわかったモンじゃない…
自宅待機か解雇か…どっちかである

そんな訳で情報を共有する意味でも参加する意義がある

東京近辺の同じ境遇の方は是非参加してもらいたい所

以上、ご報告まで。
また、同じ境遇の方のみ拡散頂ければ幸いです。

よろしく m(__)m

この原発の事故が原因で仕事が業務停止になったり解雇になってしまった人が、
会社に文句を言わずに家族に愚痴をこぼしたり八つ当たりをしないでほしい、誰にも文句を言わず(言えず)鬱々とした気持ちを溜め込んで鬱病になったり自殺する必要は無い!

室内に篭ったまま「情報被爆」を浴び続けることを拒否し、東電本社に抗議の行動に!
先日の東電本社抗議行動では約束通り岩下さんと共に声をあげました。新宿ど真ん中デモの友人達やフリーター労組の仲間、立川テント村の友人達とも。東京電力と日本政府の合同対策本部がある本社前は、事故前に取り組まれたアメリカ大使館要請行動の時と同じくらいの厳重警備が。大手マスコミのテレビ中継車などが道脇にずらりと並び、おそらく記者たちは建物の中で「談笑している」と。わたしたちの抗議行動に急遽中継を行ったのは岩上安身さん率いるIWJ、取材を行ったのがロイターなど海外メディアだけ。この期に及んで原子力ビジネスの片棒を担いできた大手国内メディアの腐敗ぶりに、怒りを通り越し憐憫あるのみでした。
明日(今日)からの連日行動ですが、IWJのいずれかのチャンネルで中継取材を検討してくれるそうです。
http://iwakamiyasumi.com/ustream-schedule
連動してtwitterでもハッシュタグ#iwakamiyasumi●(●内には中継しているチャンネルの数字が入ります)もご注目ください。また、このクニのエネルギー政策を根本から変革するためにも、各地域にて地域独占の電力会社すべてに民衆の声を届けましょう。
さぶろう


★3月20日

★レイバーネットから:
http://www.labornetjp.org/news/2011/0320kougi

3月20日の東電本社前抗議行動に参加してきました。以下、レポートです。(S・H)

●抗議行動の意味

一時過ぎ、新橋駅を降りると、抗議のアジテーションが響き渡っているのが聞こえる。「人の命よりも、原発を優先した。福島の人たちは被曝したんじゃなく、日本政府と東電に、被曝させられたんだ」「地震は天災だ。でも、原発は人災だ!」「原発の危険性をわかっていながら止めなかった、東京電力と日本政府は、責任をとれ!」

これが、空前の原発事故のさなかで、東京電力本社前に集まった意味のすべてをあらわしていた。横断幕やプラカードをもって、本社ビルの向かいの道路に集まっていたのは十人ほど。それに対して、警備の警視庁は数十人。まず目に入ったのが、プラカードをもって道路を渡ろうとした女性を、十人以上の警官が取り押さえ、羽交い絞めにしている現場だった。

原子炉近くに住む数万人の人たちをはじめ、数千万人の人たちを放射能の危険にさらしているこの期に及んで、東電は被災者に謝るどころか、抗議にきた人たちを警察を使って止めようとしていた。どこまで腐っているのか。

「私の家族は今も福島にいます。心配で心配で、夜も眠れないんです!」取り押さえられた女性が、マイクを手にして叫んだ。「今でも福島市は、10マイクロシーベルトという放射能を浴びています。とても大きな数値なのに、公表もされずに、そこで生活してる人がいるんですよ。それなのに、批判もしちゃいけないんですか?」「日本を守っていかなくちゃいけないときに、ここにいる警察官がやってることは何ですか」「福島だけではない。首都圏だって危ない。避難できる人は、避難したほうがいいと言われている。

でも、まだ外を歩けるうちに、言うべきことはいわなくちゃいけない!」どんなに道を阻まれても、羽交い絞めされても、集まった誰もが恐れなかった。警備にあたる警官は、終始黙っていた。

●責任逃れを許してはならない

「今、埼玉では幼い子どもをつれて避難してきた二千人もの福島の人たちを受け入れ、多くの若者がボランティアに集まっている。でも逃げてきた人たちは地震津波で家をなくしたのではない。放射能の危険に晒されたから逃げてきたのだ。住居や食料を保証するのは、日本政府や東電がやるべきだ」。記者会見している東電のトップ、原発は安全だと言って国民をだましてきた者たちの罪は、すでに十分に重い。それなのに、こんな事態になっても「冷静に」「国民一丸となって闘いましょう」と言っている。責任逃れもはなはだしすぎる。「福島で働く人たちを、英雄のように扱ううごきがある。何を言ってるんだ!原発をやめないできた責任者たちが、現場に行って火を消しなさい!」

道行く人たちに「グスコーブドリのいないイーハトーブはいらない」と題したチラシを渡す。チラシの内容はこうだ。「数千万の命を救うために自らは決してやらない仕事を、原発労働者に求めるおぞましいまでの冷酷さから私たちは遠ざからなければならない。死を覚悟するグスコーブドリを英雄に仕立て上げることで、自らの責任を回避する輩を、許してはならない」のだと。

道行く人に渡す。花粉症なのか、被曝のリスクから身を守ろうとしているのか、マスクをしている人は多い。自転車に乗ったまま、マイクの声をじっと聞いている人もいた。

●当事者日本が、一番現実を知らないでいる

園さんがいう。「この週末、世界中の人たちが、反原発のデモをしている。世界の人は、日本にお見舞いを言うが、じつはこの先日本がどうして行くのか、注目しているんだ」。保育園で働く女性が言う。「私のつとめる保育園には、十人くらいのアメリカ人の子どもがいた。原発事故を知った早い段階で、アメリカに帰っていった。別れ際に私たちに”ごめんね”と言った家族の目が忘れられない。日本のテレビが流す報道と、あまりにかけ離れた現実があった」

私たちは、これだけの情報の中で、真実を知らされないで孤立させられている。そんなのはいやだ。集まった人たちは、今まできちんと「反原発」に取り組んだ人ばかりではないし、知識がたくさんある専門家でもない。でも、最悪の事態に打ち勝とうとして、必死の思いで集まってきたのだ。

●ネット革命の可能性

「情報被曝」という言葉が聞かれるようになった。連日繰り返される「ただちに健康に害はない」という詭弁、奇跡的に救出された人の感動話、圧力容器の水位を伝える字幕の数々・・。私たちは一人ひとりが、家の中でネットやテレビの情報と向き合いつつも、いつのまにか窒息しそうになっている。そしていつしか私たちに「祈るしかない」「逃げるしかない」という無力感を作り出したのだ。

園さんがアジっていた。「みんな不安に思ってる!だけど、抗議に来る人はこんなに少ないし、デモに来る人も少ない。でも、来ない人たちが悪いんじゃない。みんな、言いたいことを言うなという教育を受けてきた。みんな、自分は無力だと思わされてきたんだ!」。ネット世代の若者のさけびは、心に響く。現場には、君が代裁判の根津公子さんの姿もあった。言いたいことをいう。この、当たり前のことをやり続けてきた彼女の生き方を、現場に来た人たちは共有していたはずだ。

この抗議行動はユーストリーム中継され、1800人もの人が視聴したという。見た人が途中から駆けつけてくる場面もあった。そして今日の行動は、ユーストリームをみたとか、たんぽぽ舎の学習会で知ったという人が多かった。「今、ネットを見ている人が一人でも多く、明日この場に来てほしい」と園さんは訴えつづける。

途中、何度か忌野キヨシローの「サマータイムブルース」が流れた。この歌が作られたころ、日本の原発はまだ三十基ほどだったという。あれから数々の原発事故が繰り返され、反省もないまま今に至る。

「八十年代後半、チェルノブイリをうけて、日本でも街頭デモもさかんだったのに、・・・・その時代をつくった四十代くらいのひとたちは、どこへ消えたんだ?」

という園さんの訴えは、まさしくその世代の私に大きな問いを投げかけるものだ。そうかと思ったら、一緒に参加していた、私よりずっと若い女性も、「家族が福島に残って、救援活動をしている。父は昔から、原発の恐ろしさを語ってくれていたのに、私は何もしなかった」と、自分自身の責任を語っていた。

原発立国を変えられなかった、という意味では、誰もが当事者なのかも知れない。だからこそ今、この悪夢のような事態を前に、不安と無力感と祈りだけで過ごしてはならない。あらゆる世代の人たちが、明日もこの場所に集まって、声を上げてほしいと思う。

「たんぽぽ舎」のメールニュースより:
http://www.tanpoposya.net/

警察権力の不当な規制を撥ね退け
青年労働者が東電糾弾に起ちあがる
栄木忠良

3月20日午後1時、東電本社へ抗議行動に来た3人に対して20人近い警察官が立ちふさがった。
他の人たちは通行できるのに我々だけは道路を渡って反対側に行けと命じる。「どういう法律や条例に基づいて通さないんだ」と何度も抗議しても何も答えず、仲間のひとりを3人がかりで引きずって道路の反対側に連れて行く。50人を超す警察官が警備する東電本社に向かい、その責任を糾弾し、すべての原子力被災者に謝罪し補償すること、またすべての原発を止めることなどを要求した。
通行する市民に福島原発事故が想定外ではなく、また天災でなく人災であることなどを訴え、ビラを渡した。受け取る人が多く、特に子供連れの母親はほとんど取ってくれる反面、「原発は必要なんだよ」と反発する者もごく少数ではあるが現れ、反応が明確に出ていた。
フリーター労組の若者を中心につぎつぎと参加者が現れ、USTREAMはライブで中継し、またTBSなどの民放もカメラを回し(たぶん放映はなし)、台湾の記者も取材していた。
福島の被曝者、とりわけ子供たちの事を考えると胸が張り裂ける思いです。天災の津波と人災の原発事故で被災した東北地方の人達の生活はまったく先が見えません。福島原発事故は首都圏の経済も直撃します。私はタクシー労働者ですが規制緩和、不況、リーマンショックで営業収入はがた減りで、職場では過労による脳梗塞などの死亡が相次ぎ、生活苦による首つり自殺もあります。3.11以後営業収入は一段と減り、「生活保護か死ぬかどっちかだよ」という声がでています。まさしく人々の命と暮らしを破壊する原発です。
しかし今回の青年労働者を中心とした東電糾弾行動は規模は小さくても反原発運動の可能性を切り開く戦いでした。・
当日の行動はUSTREAMで見ることができます。http://www.ustream.tv/recorded/13441127
21日現在1000人を超す視聴者です。最初の34分は飛ばして下さい。