新しい時代へ!トークライブ・『貧困』と9条〜平和憲法で生き延びれるか〜&スピークアウト for アクション:イスラエルを変えるために

5月20日&5月31日、行きます、みなさんもぜひ。

それについてその前に、この文章の状況分析はすばらしーよ!
「対新自由主義戦争」とは何か
(1)http://d.hatena.ne.jp/m_debugger/20090503
(2)http://d.hatena.ne.jp/m_debugger/20090505

おれも今思っていることは…

●戦争や改憲問題を語るとき。07年に「国民投票法案」が出来上がって、最短で2010年には改憲投票ができる状況になった。
僕らは憲法カフェで07年に「格差×戦争 堤未果×雨宮処凛」というイベントをやり、憲法9条と同時に25条もすごい大事だってことを言ってみた。
http://d.hatena.ne.jp/kenpou-cafe/20071128
今ではそういうイベントがとても増えたと思う。
(別に自分たちが先陣を切ったとか思ってません)

●でも今の最新の問題は違うと思う。憲法をめぐって進んでいるのは、改憲を先延ばしにして自衛隊を海外派兵する、国内の基地の軍事化を当たり前にする、「解釈改憲」の極限状態。クライマックス。

海外派兵はソマリアアフガニスタンへ、ついに武力を使ってOKな法案が衆議院を通ろうとしている。
軍事化は北朝鮮騒動などを使いながら、MDミサイルを配備したり、日米軍事練習をやりまくっていること。

今は、それらにまったく注目が当たらないことこそが、最新の問題だと思う。

●つまり政府や外務省や防衛省が思っているのは
「正面からの<改憲>だと自分たちが戦争に巻き込まれそうなイメージがあってみんなまだ抵抗感があるでしょ。
で、自分の生活や貧困には関心あっても、イラクアフガニスタンソマリア北朝鮮でどんな悲惨なことが起きてるかはどうでもいいと思ってるでしょ。日本のマスコミも現地に入らず報じないしね。
だから、改憲以外の方法で武力を持った自衛隊がそこへ行って攻撃や占領に協力することなら自分に関係あると思えないし、地元の基地でその準備が進んでいても危機感はないでしょ。それらに日本の民衆としての責任は感じないでしょ?


……ね、ほら、うまくいってる。
だから、

★政府はこの機会に、アメリカ追従を永遠につづけるよ。
★外務省はそれをやりつつ、同時にグローバル経済の中で武力を使いながら豊かな「先進国」「列強」として生き残る道を選ぶよ(ソマリア近辺ではたくさんの資源が取れる。それを維持するため軍隊を出したことが典型)。
防衛省は、長年日陰だった自衛隊の存在や考え方をどこまでもアピールし、予算も獲得していくよ。」




といったことを考えてるんだと思う。うちらはナメられているんだよ。



『占領と平和』の道場親信サンは、戦後日本の平和運動が生活保守主義を超えられたことはほとんど無く、ベトナム戦争のときの「加害者性」の発見が一番越えられそうだったと言っている。
今は、あの時のベトナムが世界中に広がっている状態だ。

自分たちの生活を守るだけじゃなく、世界中の痛みとつながっていきたい。
私たちも彼らも同じグローバル経済とグローバル武力の被害者だよ。そこに自分の国が軍隊を出しているなら彼らに対する加害者でもあるよ。
石油や電力が当たり前で、マクドナルドやユニクロのある日本はまだまだ豊かだ。でもそれは何の上に成り立っているのか。
これ以上彼らを殺し続けるまま、平和や豊かさの中に生き続けてていいのか。俺はイヤだ。だってこの世界の真実を隠されているのだから。
だから新しい動きを作ろうよ。そのための相談をしようよ。
つまりはこのイベント内容を超える新しいテーマを。
31日の反イスラエルイベントなどともつなげつつ。
http://nooccupation.web.fc2.com/090531invt.html

会場で会いましょ!


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ピースボートPRESENTS
トークライブ・『貧困』と9条〜平和憲法で生き延びれるか〜

2008年5月、幕張メッセなどで開催され、のべ4万人が集まった「9条世界会議」。UA加藤登紀子FUNKISTなどアーティストのライブやノーベル平和賞受賞者のスピーチから「世界は9条をえらび始めた」を謳った祝祭から1年。
2009年の幕開けは、「派遣村」に象徴される失業、不況、経済破綻のニュースが日本を席巻した。生存権そのものが脅かされる今の日本において、戦争の放棄を謳う「9条」を手放さないことに、どんな意味があるのか?貧困を抱える日本で9条は生き延びれるのか?4人の論客が赤裸々に語る。
http://www.peaceboat.org/index_j.html

【出演】
香山リカ精神科医
森達也(映画監督、作家)
高遠菜穂子イラクボランティア)
川崎哲(ピースボート

OPEN18:30 / START 19:30
前売¥1200 / 当日¥1500(共に飲食別)
※前売券はロフトプラスワンWEB予約にて

http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/reservation/

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=======【以下、転送歓迎】================

スピークアウト for アクション:イスラエルを変えるために
http://nooccupation.web.fc2.com/090531invt.html

■日時:5月31日(日)13:30 開始(13:00開場)

■場所:在日本韓国YMCA (千代田区猿楽町2−5−5/
JR水道橋駅徒歩6分、御茶ノ水駅徒歩9分、地下鉄神保町駅徒歩7分
http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/

■参加費(資料代):800円

■タイムテーブル:
13:00 開場
13:30〜15:00 シンポジウム
15:15〜17:15 分科会
17:30〜18:30 全体会

■シンポジウム:ガザ侵攻が明らかにしたもの
○パネラー
板垣雄三東京経済大学名誉教授)
東澤靖(弁護士/明治学院大学法科大学院教授)
役重善洋(パレスチナの平和を考える会)
山崎久隆(たんぽぽ舍/劣化ウラン研究会)

■分科会
◎分科会1 イスラエル製品/関連企業をボイコットする  
報告:役重善洋(パレスチナの平和を考える会)+実行委
イスラエルの政策を変えさせるために、世界のどこに住んでいようと、そ
こでの生活の中から取り組める手段としてのボイコット。誰もが実行可能
な、直接的な意思表示だ。どんな製品/企業が、どういう理由で対象とな
るのか、どんな方法があるのか。これまでのボイコット運動から学べるこ
とは? 議論を通じて、さまざまなことが見えてくるだろう。

◎分科会2 イスラエルの武器生産・取引・使用の実態を明らかにする 

報告:山崎久隆(たんぽぽ舍/劣化ウラン研究会)
ガザへの細々とした「武器密輸」が報道される一方で、イスラエルの公然
たる武器/兵器生産や輸出が、ほとんど報道されていないってどういうこ
と? アメリカの最大の武器輸入国であり、中国や南米への武器供給国で
もあるイスラエル。今回問題になった白リン弾の使用実態など、イスラエ
ルの戦争犯罪を具体的にあぶり出し、抗議/非難してゆこう。

◎分科会3 指導者たちの戦争犯罪を裁かせる
報告:寺中誠(アムネスティインターナショナル・ジャパン事務局長)+
実行委
イスラエルによる、あの惨い殺りく。放置してしまえば、それが「許され
る」行為だということになってしまう。ガザ侵攻を押し進めたイスラエル
の指導者たちを裁き、国際法の下に明白に犯罪として名指しされる必要が
ある。2003年に設置された国際刑事裁判所への案件付託は、国際的に声が
高まれば実現可能なものだ。ではどうやって声を上げる? 

◎分科会4 「歴史事実」の確認からはじめよう  
報告:実行委+コメント:板垣雄三東京経済大学名誉教授)
外務省のホームページを見ると、イスラエルパレスチナを占領している
という事実が書かれていない。まるでイスラエルパレスチナが「対等に
」対立しているような書きぶりだ。こんな例は枚挙に暇がない。そもそも
イスラエルの建国の経緯からして問題だ。もう一度歴史の事実を確認しな
がら、日本の報道や公式文書のおかしさにどんどんケチをつけよう。

■本イベントの趣旨と目的
ガザへの侵攻で1300人あまりのパレスチナ人を殺りくしたイスラエル。長
パレスチナ占領を続け、パレスチナの消滅さえ目論んでいるように見え
るこの国が根本的にその政策を改めない限り、この地における問題はいつ
までも解決しないままでしょう。
「スピークアウト&デモ:イスラエルは占領とガザ侵攻をやめろ!」をは
じめとする抗議行動のさなか、私たちは「今こそイスラエルに対するボイ
コットが必要だ」という声をあちこちで耳にしました。2003年以来、パレ
スチナの諸団体がイスラエルに対する「BDS(ボイコット/資本引き上げ
経済制裁)」を呼びかけてきましたが、日本国内ではなかなか具体的な
運動のかたちにできないままでした。しかしもはや、こうした呼びかけに
対して沈黙を決め込むことは許されないのだということを、私たちはガザ
侵攻という最悪の事態によって思い知らされました。
イスラエル占領政策をやめさせ、パレスチナ人との共存に向かわせるこ
と。そのためにさまざまな立場の人たちが知恵やアイデアを出し合い、こ
れまでの経験を共有し、今後の取り組みへの力としましょう。そのための
足がかりの場として、私たちは4人のパネラーによるシンポジウムに加え
、4つの分科会を企画しました。

■主催:「イスラエルは占領とガザ侵攻をやめろ!」実行委員会

※ 2008年12月27日に始まったイスラエルによるガザ侵攻に抗議し、2009
年1月11日に「スピークアウト&デモ:イスラエルは占領とガザ侵攻をや
めろ!」を企画・実行した有志です。イスラエルの政策を変えるためのキ
ャンペーンに取り組み、さまざまな方法を提案します。  

■連絡先
メールアドレス: speakout.demo@gmail.com
ウェブサイト: http://nooccupation.web.fc2.com/

郵便物送付:〒162-0823東京都新宿区神楽河岸1 -1 
東京ボランティア・市民活動センター メールボックスNo.114 ミーダー
ン <パレスチナ・対話のための広場>気付
電話: 090-6498-6448