「新宿ど真ん中デモ」おつかれさま!反省点とこれからに向けて(意見・協力大募集)


(写真は左から出発前のアルタ前ライブ・何と一時間半も!/デモ中/デモ先頭でやった沖縄映像とスクリーン。途中からは街ビルに投射!)

27日の「新宿ど真ん中デモ」に参加したみなさん、マジお疲れさま!次はさらに大きく自由に本気にしていきましょう!
デモのサイトはhttp://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/20100829
デモ写真:http://www.mkimpo.com/diary/2010/shinjuku_10-08-27.html
http://upishi.blog5.fc2.com/blog-entry-1404.html
http://upishi.blog5.fc2.com/blog-entry-1380.html
大木さんのブログでは、あの少年の絵(笑)。http://seiko-jiro.net/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=1557&forum=1&post_id=2788#forumpost2788
ほかにもいくつか。寿:http://blog.livedoor.jp/kotobuki2005/archives/51599055.html
泣いてたまるか♪〜koyama〜」:http://red.ap.teacup.com/kysei4/286.html
http://blog.goo.ne.jp/koyama1119/e/628ded38f1cc5131ee09d36e60d1397e
沖縄からも、これは嬉しい。辺野古浜通信:http://henoko.ti-da.net/e3033092.html
「ちゅら海を守れ!」でも。http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/archives/51798144.html

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ぼく個人の全ての感想とこれからの課題です。これとは別にデモを作ってきたスタッフみんなで9月4日午後に集まって話し合うので、これから手伝ってみようかという方はぜひ連絡下さい。
運動は(権力の目は気をつけながら)、もっと内幕の情報ややっている人たちの顔を出していき、たくさんの人を巻き込んでいくべきなんだよ。そしたら次は読んだ人の番だ。一緒にどうしたらいいか考えよう!

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★当日参加者と告知について
まずは僕が一番力を入れた所から。
参加者は180〜220人だったんですね。前回より100人以上は減りました。前回より告知期間は長く告知量も多かったので、関心の低下と、平日夜だったからだと思う。(仕事があってデモの終わりごろに来た友達も多かった)
あとは8月末の「辺野古への移設工法を決める」が先延ばしになったことで、今までのデモに比べて「今が焦点だ!」が薄れた。でも常連参加者の熱気は高い。ギャラリーが多いから気持ちも上がるし、デモも定着してきている。あと今まで見かけたことのない、新しい個人を色々見ました。

あとは、どれだけ一般参加者を増やし、街との温度差を埋めるられか。「本土」の責任と行動にこだわる私たちの核心部分。壁は3つあると思う。
1:そもそも東京のデモや沖縄の反対運動があるという事が知られていない。東京マスコミが報じないのも大問題。
2:その上で、「自分がやらなきゃ」「自分達が問われてる」と思う人が少ない。東京は他人事。
3:デモの敷居が高い。その意義や楽しさがもっと知られれば参加者も増えると思うが、「怖い・堅い・ダサい」「逮捕されるのでは?」「やっても変わらない、意味が無い」と思う人(何もしないための言い訳含む)がいまだに多い。もちろんこれは他のテーマの運動でも同じ。

「1」については、色んな工夫の仕方があると思います。
デモ参加者が固定されてきているので、集会でのチラシ配りはほどほどに、新しい伝え方を色々考えましょう。
・チラシをポスターにして、カフェ・ライブハウス・公民館に貼る。街の広告の上からも貼る。
・家のポスト、自転車のカゴ、駅の無料雑誌置き場などに入れまくる置きまくる。
・新宿エイサー祭りの参加者に配ったり、mixiのジンタらトリオやソウルフラワーやCocco
モンパチやUAのコミュニティで宣伝したが、それをもっと早くからやる、継続的に「行動しよう」と書きこんでいく。
・「2」と「3」は、デモのブログやtwitter・または映像に、デモ準備や会議の様子を写真とことばで出していくが重要だと感じています。誰がどんな思いでやっているか、自分と変わえらない人たちがやってるんだと見えやすくするために。出せない情報には気をつけながら。それは独立系メディアとの連携も大事。
東京新聞の「こちら特報部」を始め、連携できそうなメディアにはもっと早くから呼び掛ける。

そして根本的な方針について。
東京メディアは、もう11月のオバマ来日や沖縄県知事選といった「政治家スケジュール」まで報道はないと考えた方がいいかも。本当にふざけてるけどね。そんな中、日本は「有名人次第」と「団体動員」が強い。有名ミュージシャンや発言者が来るとそれ見たさに人も集まる。団体動員で団体方針に従えば人も来る。僕はそれを「ダサッ!主体性を持てよ」と思っています。
★だから、私たち「ど真ん中デモ」はそれに頼らないやり方にこだわって色々やってきた。今後もそれにこだわる。
★ただ、うまく連携できるならその力を使うやり方もありうる。どう彼らに表現させるかを考える。
→この方針は話し合いたいですね!

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★準備・運営について

・遅くまでの片づけがまた特定の人に偏った。借りた車を次は必ず別の人が借りるようにする。
・ライブは予想より時間がかかる。次回は余裕のあるスケジュールで。
・打ち上げにもう少し来てほしかった。新しい人とつながる大事な場。次回は早めにあの場をはけて移動したい。
・スタッフのコーラーをもっと増やしたい。意味と迫力のあるコールと喋りを追及する。コールはみんなでどーんと声を合わせ、リズム良く街に地響きを起こす感じでやれたら届く!

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★デモ防衛について

・今回も警察は、弾圧でなく「とにかく早く終わらせる」方針だった。そのため「早く歩け」という推進規制が一番多いしひどかった。それにはかなり頑張って抵抗した。
・自分は警察・公安の挑発に乗ってやりあいすぎてしまった。途中トラメガで話したりもしてしまった。
それで指揮がちゃんとできなかったのは反省点。ただ、園:「公安はデモ隊の先頭に入るな、歩道に下がれ何のためにいるんだ」→公安:「お前らを検挙するためだ」という発言は初めて。はぁ?僕らがいつ何をした?あまりに不当不法。みなさん、これが公安警察の正体です。おいホザいた公安、市民の監視の目がしっかりあるぞ、二度と現場に来るなよ。
あと映像を流す時は、それを説明するコーラーもいた方がいいですね。
・警察の方針は、推進規制含め、デモ防衛スタッフを「一般の参加者」扱いして、自分たちが主導権を握ることにこだわっていた。デモの出入り規制も(新宿駅付近で)やっぱされた。
・ライブ中に警察がロープを張って歩行者の通り道を確保した。でも、見かけた人が入りづらくなるからこれはやめさせるべきだと思う。
→これから:
翌日の似たコースの「都教委包囲デモ」と比べるとよくわかる、
http://www.mkimpo.com/diary/2010/shinjuku_10-08-28.html
僕らのデモは横に警察がびっしり張り付きすぎ。これは本当にデモの表現力と人を巻き込む力を封じ込めている。歩行者からは「犯罪者の集団」に見えることを狙っている訳です。そして先頭で「指揮官車」から警察が喋り続けるのは、デモの声を邪魔し、警察が主導権を握っているんだと街の人に見せつけるため。つまりデモの規模と飛び入り参加を最小にすることが最大の目的。マジで表現の自由を台無しにする恐ろしいほどの不当・違法なのでやめさせるべき。
これは、今後所轄でなく警視庁に直接申し入れし、場合によっては訴える行動を起こしたい。
また麻生国賠などでも「公安条例いらない」を打ち出す裁判をしているので、連携しながらあらゆるデモ規制を問題化しやめさせるためのキャンペーンを張りたい。デモの一車線規制も変え、二車線でやりたい。次回デモまでに、これは行動を起こしたい。

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★これからの運動について
・東京在住の沖縄出身者や、沖縄の運動ともっとつながった方がいいと思う。詳しい知人は「沖縄にまだまだ知られていないのはもったいない」と言ってました。アルタ前で沖縄の当事者が「もう基地はいらない!あんたらの押し付けをやめてくれ!」と言える場を実現させたい。

・そして、根本的に考えたい。「沖縄に基地はいらない、日米安保もいらない」を街頭行動でどこまで実現できるか。
●世論を変える/つくる ●政府に抗議 ●行動する人を増やす。
これがデモの主な効果。ただ基地と安保は巨大な制度。自分たちの可能性と限界、じゃあそれを乗り越えるには?を見極めたい。
そして反戦運動全体の難関は「日本が侵略戦争や加害をしていることへの無自覚」。
これは戦前からの歴史的なもの(去年の反戦フェスタでも課題になった)。沖縄の現状、北朝鮮や中国にこちらが銃を向けている事、イラク・アフガンへ爆弾を落としている事が見えなくさせられている。

→→では、どうしていくか?はどーせこのブログを警察も見ているからここでは省略です。深く意義があって、自分たちでもやって楽しいことをやっていきたいと思ってます。関心のあるみなさんぜひ連絡ください、あなたの意見を聞かせて下さい、ぼくらに力を貸して下さい、あなたの行動にも参加したい。諸々一緒にやりましょう★