いるべき場所

本当にいそがしいよ。やっている問題が多すぎる。ふと空を見上げながら、原点に帰りたくなる時、思い出す名文がある。僕は良いアクションが出来たとき、社会や世界へ開けていくイメージが広がることを「青空が見える」とよく言うけど、これがまさにそうだ。珍しく氷点下になった東京の夜に。

(イルコモンズさんブログより)
http://illcomm.exblog.jp/9188859/

▼「ガザ攻撃に抗議し、欧州各地で数万人デモ」
▼「ガザ情勢:世界各地でイスラエルへの抗議デモ」

街の風景が変わる、ということはこういうことだ。
そして街の風景を変えることから世界が変わる。
ゆっくりと、しかし、確実に。

「ソノトキ、アナタハ、ドコデ、ナニヲ、シテマシタカ?」

“「もし、いつか、どこかで、誰かに、そうたずねられたら…」という想像と、そのときの返事にこまらなくてすむようにという気持ちに後押しされて、いつもデモにでかける。

もしいつかどこかで誰かにそうたずねられたときは、「アノトキハ、太鼓ヲ持ッテ、六本木ト、新宿ノ、デモニ、イマシタ」とそうこたえよう。「世界中で、数十万人あるいは数百万人の人たちが、いっせいにデモをしたその日、その数十万人あるいは数百万人の世界のデモに参加してました」と、そうこたえよう。「Think Global, Act Local」というのは、ほんとは、そういうことなんだと思う。

デモに参加した人たちの数や日付は忘れてしまうかもしれないが、その日、自分もそこにいた、ということは記憶に残る。自分がそのとき「いるべき場所」だと思う場所にいれたことが大切だからだ。

もちろん「いるべき場所」は人によってちがうし、また、そこにいたくても、いれないことの方がずっと多い。そういう人たちの分まで、そこにいようという気持ちでデモに出かけて行く。東京に住むということは、そういうことだと思う。”