事実も証拠もねつ造する「竪川スラップ訴訟」〜前代未聞の運動つぶし ついに3/29判決!抗議と参加を

【判決日】3月29日(火)15時〜東京地裁

「たたかう会」㏋:https://tatekawaslapp.wordpress.com/

請求取り下げを求める新たなウェブ署名:https://secure.avaaz.org/jp/petition/petition_56b5c7eb000c7/?oikWxeb

レイバーネットで特集記事:http://www.labornetjp.org/news/2016/0127sono

自分の思いーー「私のまけたま」第1回 園良太(当該)

「まけたま」は「負けてたまるか!」の略で、
僕が12年に東京拘置所に監禁されている時、5月の一番つらい時期に紙に大きく書きなぐった言葉だった。大声を出すと拷問部屋の「保護房」にぶち込まれるので叫びを書き表し、外に手紙で送って救援会の会報のタイトルに選ばれた。この言葉が今も使われているのは、前代未聞の訴訟に対し僕にも仲間にも同じ叫びが続いているからだ。
「いつまで続くんだよ?うんざりだ」「でも、まけてたまるか!」という想いが。前者の想いで一杯にして全てを嫌にさせるのが相手の狙いであり、後者の想いでそれを打ち破るのがこの会報の狙いだ。

竪川弾圧から4年近く、原発や戦争法など大きな政治課題が続出する中でどうしても人々の記憶は薄れて行く。私達も闘いをやりきったと思った途端に裁判を再開させられた。しかも相手は江東区でなくマイナーすぎる労災組織、請求のやり方も大問題だけどとても地味でわかりにくい。4年近くの長い経過説明も必要になる。何が問題でどう伝えどう闘うか、弁護士とともに試行錯誤の日々が続いた。僕にとっては、「逮捕は不当だったけど、暴力くらいならやっちゃったんじゃないの〜?』と思う人も出るかも知れないし、広報する事は自分に「暴力人間」とレッテルが貼られるリスクとともにある。権力側はそれらを全部狙って訴訟している。

長引く裁判は本来やりたい仕事や運動を制限し、煩雑な作業をいつまでも強制する。相手は区民や都民の税金(!)を湯水のごとく使って弁護士に仕事をさせるが、こちらの活動も費用も4年間全て手弁当だ。

だが基金江東区が嘘である事は他の事例から証明出来る。「相手に首を絞められた」は、殺意を示すインパクトで他のすべてを吹き飛ばす事ができる。つまり事実の厳密な証明がなくても、自分の側の暴力を隠しながらでも訴えを起こしやすいのだ。だから権力側が悪用しやすい。また「頸椎ねんざ」は厳密な診断抜きに医者に証明書を出してもらえる代表例で、「痛い」と言えば首を触るだけでレントゲンも抜きにそう書かれる事も多い。だからヤクザなど車の「当たり屋」はよく頸椎ねんざの診断書を持って相手を脅迫するのだ。基金江東区の姿勢は全てデタラメ、手抜き、暴力なのである。

僕らはこれをわかっていながら引き下がるのも金を払うのも絶対にできない。ふざけんな警察、江東区基金!奴らに訴訟を後悔させるしかない。そのために今後は基金江東区の前で直接住民に税金の無駄使いを伝え、反撃集会も行う予定だ。「まけてたまるか」の精神がある意味一番試されるたたかいへ、あなたもぜひ合流して下さい!